2010年10月20日
People in the Box
2007年にインディデビューした3ピースのバンド
People in the Box
■1年前に出たアルバムが写真右下
『Ghost Apple』 2009.10.14リリース
1.月曜日/無菌室
2.火曜日/空室
3.水曜日/密室
4.木曜日/寝室
5.金曜日/待合室
6.土曜日/集中治療室
7.日曜日/浴室
曲のつくりや音がすっごく良くて
アルバムを全部揃えた
・・・けれど、
歌詞だけはどうも性に合わないなぁ
暗示的な詞は、夢と現実、光と闇のあいだを
行ったりきたりしているような
・・・廃墟のテーマパークみたいな怖さ
『Ghost Apple』の曲のタイトルからも
そんな匂いがします
ただ、これは、あくまで好みの問題
この世界観がたまらない!という方も多いのです
自分は「詞へのこだわり」って
あまり無いつもりでいたのですが、
People-と出会って、
作品の好みを判断するときの
詞の要素って大きいんだなって気づきました
くるりの岸田繁さんが時に放つ毒々しいフレーズや
はっとする一言
奥田民生の意味がなさそうでありそうな味わい深い詞
このお二人の詞は別格

サンボマスター山口隆さんの熱い詞も好み
「悲しみで花が咲くものかー!」「愛と平和っ!!」って叫ぶの
志村正彦さんの生み出す独特の世界観も好きだった
音楽でも絵でも、
女優さんでも、食べ物でも、服でも
いろんな作品や人やモノに出会うことで、
自分では意識していなかった自分の価値観がわかって面白いです
あれこれ言いつつも、People in the Box
曲の展開が独創的で、音には奥行きがあるし、
ボーカル波多野さんの声もいいです
10月6日にはニューアルバム
「Family Record」
もリリースしました
(まだ手元にないけど、これまた凄い作品)
各方面から絶賛されているだけあって、
作品の完成度は言うことなし!
聴いて損はありませんよ!!