そらいろ日記

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NICO Touches the Walls
（ニコ・タッチズ・ザ・ウォールズ）

2004年結成の4人組

音楽誌のCDレビューに
「ミスチルの後継者たる存在になり得る」
と書かれたこともある
若いけど、実力のあるバンドです



この間、行きつけのCD店から
「初回限定版どうします？」って留守電が入ってた

4月6日にリリースの3rd Album
　「PASSENGER」のことだー

これまでのアルバムは、ほぼ揃えてたけど…
う～ん、どうしよっかなぁ


NICOはいいバンドだ

「image training」
「そのTAXI,160km/h」
　リリースから何年か経つけど、
　いつ聴いても色褪せない


「武家諸法度」
「GUERNICA」
　ちょっと（いや、かなり）癖のあるところがいい
　カッコイイ ＋ なんじゃこりゃ の波が同時に襲ってきて　
　ゾクゾクするくらい、いい　

「梨の花」
「ほっとした」
　ただただ美しくていい


光村さん(Vo) は、
メロディに詞をのせるのが抜群に上手くて
なんといっても声がいい
　（この人です）
　　　↓


　　　↑
「THE BUNGY」（ザ・バンジー）
　「さっさと飛べよ」って
　　突き放した言い方が背中を押してくれて大好きな曲
　　ギターリフもカッコよくていい


そんなこんなで、NICOは間違いなく良い んだけど、
新譜はちょっと保留にしとこうかな



そういや、「民生のライブＤＶＤも出ますよ」って
留守電に入ってた
ずいぶんと誘惑してくれるな～、名曲堂さん（笑）








  

真っ白に積もった雪が音を吸い込んでしまうのか、
静かなクリスマスの夜

ハルもナツも幸せそうな顔して眠ってます


私はフジファブリックの志村正彦さんを追っかけて
あちこちのサイトを漂い、
You Tube でライブ映像を見たり
ぐだぐだとしてたら、もうこんな時間



志村ショックで打ちのめされていた去年の年末は、
都会の空の下にいて








どんなことがあっても
夜は明けるし、
時間は流れ、物事は進んでいくものだな


都会の風景を見ながら
そんなことを考えてたんだったかな











  

　あれから1年
　
　
　志村さん、

　あなたが残してくれた作品は
　去年にも増して
　鮮やかに鳴り響いています






　　
  

2007年にインディデビューした3ピースのバンド
People in the Box

■１年前に出たアルバムが写真右下
『Ghost Apple』　2009.10.14リリース
　1.月曜日/無菌室　
　2.火曜日/空室
　3.水曜日/密室
　4.木曜日/寝室　
　5.金曜日/待合室
　6.土曜日/集中治療室
　7.日曜日/浴室



曲のつくりや音がすっごく良くて
アルバムを全部揃えた
・・・けれど、
歌詞だけはどうも性に合わないなぁ


暗示的な詞は、夢と現実、光と闇のあいだを
行ったりきたりしているような
・・・廃墟のテーマパークみたいな怖さ
『Ghost Apple』の曲のタイトルからも
そんな匂いがします


ただ、これは、あくまで好みの問題
この世界観がたまらない！という方も多いのです


自分は「詞へのこだわり」って
あまり無いつもりでいたのですが、
People－と出会って、
作品の好みを判断するときの
詞の要素って大きいんだなって気づきました


くるりの岸田繁さんが時に放つ毒々しいフレーズや
はっとする一言

奥田民生の意味がなさそうでありそうな味わい深い詞
このお二人の詞は別格

サンボマスター山口隆さんの熱い詞も好み
「悲しみで花が咲くものかー！」「愛と平和っ！！」って叫ぶの

志村正彦さんの生み出す独特の世界観も好きだった


音楽でも絵でも、
女優さんでも、食べ物でも、服でも
いろんな作品や人やモノに出会うことで、
自分では意識していなかった自分の価値観がわかって面白いです



あれこれ言いつつも、People in the Box
曲の展開が独創的で、音には奥行きがあるし、
ボーカル波多野さんの声もいいです


10月6日にはニューアルバム
「Family Record」
もリリースしました
（まだ手元にないけど、これまた凄い作品）


各方面から絶賛されているだけあって、
作品の完成度は言うことなし！
聴いて損はありませんよ！！





  

奥田民生、ツアーやるんだって！
山形から一番近いのは、
12月2日、仙台サンプラザホールだ！！



前回民生をみたのは、
2009年3月5、6日　山形県民会館
ユニコーンツアー2009　蘇る勤労

民生のソロはというと、
2008年11月20日　山形市民会館
FANTASTIC TOUR 08


久しぶりだよー民生ーー！！


・・・公式サイトみてたら、涙が出てきた


おいおい、
こんなに民生のこと好きだったの、自分？


  

変わった名前のバンドです



札幌出身の3人組

1999年に結成してから、5年間もの間、
スタジオ練習のみを続け、
2004年、結成6年目にしてバンド名が決まり、初ライブ

10年間、音楽活動していて
出したCDは2枚
どこまでもマイペースな3人です

2年ほど前、
メンバーのブログにコメントしたら
律儀にお返事くれて、うれしかったな




作風は、ちょっと「くるり」っぽい
けど、なぜか
「聴きたい」と思うときの
自分の気持ちが違います


くるりが毎日飲む「緑茶」だとすると、
シュリスペイロフは、
たまーに飲みたくなる「こんぶ茶」みたいな存在


宮本さんの声と
バンドの音が
無性に聴きたくなるときがあって

で、聞くとほっとします




■１stアルバム「シュリスペイロフ」　
　2008.3.5リリース
　　01.ピアノ
　　02.ドア
　　03.バタアシ
　　04.ミディ　
　　05.キミの話　
　　06.夕日の色



■2ndアルバム「もぐる。」
　2009.5.13リリース
　　01.花とゆめ　
　　02.レコード
　　03.行灯行列
　　04.ハウス
　　05.トロイメライ
　　06.君と僕
　　07.ダイバー
　　08.レインマン


  

8月4日に出た 奥田民生　の新譜
「OTRL」




作詞、作曲、ボーカル、ギター、ベース、
ドラム、キーボード、リコーダー
ぜ～んぶ民生


しかも、全国各地ツアー会場のステージ上で、
民生が全ての楽器を演奏し、
ミックスするという企画

民生100％




通勤中に聴いて、

朝からどきどき

民生、カッコよすぎです






  

6月30日に発売された　
フジファブリックのＣＤ＆ＤＶＤ

昨年の12月24日に亡くなった
志村正彦さんの集大成


シングルコレクションなんていっても
今までのは全部持ってるし、
もう一つの「ＦＡＢ ＢＯＸ」は値段も高いし、
買うかどうか迷っていた

そんなとき、お世話になっているＣＤ店から
「生産限定なので、予約は明日の5時までしておいたほうがいいです」って
ケータイに留守電が・・・で、ついつい予約しちゃったわけです
さすが名曲堂さん、徹底したサービス精神（販売戦略？）
でも、買いそこねて悔しい思いをせずにすんでよかった



志村さんの歌を聴くと、いまだに動揺する
まして、ＤＶＤは「音＋映像」で
刺激が強いので、大晦日以来見ていない
もういい加減立ち直れよ、と思うのだけれど…

ＣＤは少しずつ聴いてる
ビートルズのカバー「I WANT YOU」がよかった
原曲も聴いてみようかな


大好きな「陽炎」のアコースティックver.
も収録されていて、
思わず聴き入ってしまう

　

きっと今では 無くなったものも たくさんあるだろう
きっとそれでも あの人は変わらず過ごしているだろう

またそうこうしているうち　次から次へと浮かんだ
出来事が胸を締め付ける


ちょっと音程外れてるけど
それも志村さんらしいわ



  

　「どっちだろう　いいとこは　しあわせなところは？」

　「どんくらいのいい事が「しあわせ」と呼べるんだ？」

・・・って悩んでた

でも、大切な人と二人で歩いたら悩みはきえてしまった
大きい空から雲が迎えに来て、空を飛んでいる気分になった




これ、
奥田民生の「スカイウォーカー」という曲です
アルバム「Lion」、ベストアルバム「記念ライダー2号」
に収録されています


好きな人と一緒に歩いたら、悩みなんてどうでもよくなった
・・・って、それだけの歌なんですが、
聴けば聴くほど味わい深く、心地いい感じ

シンプルな歌詞がシンプルなメロディと融合して、
民生の声に乗っかって、
ふわ～っと広がって、
ほんとに空を歩いているような気持ちにさせてくれます

民生の曲は、どれもこれも音が上質で、
それも心地よさの所以



どっちでもいいことだ 幸せとよぼう


曲の終盤に出てくるこのフレーズがいいんです

ありふれた日常という幸せ
民生のおおらかさには、いつも救われます


あー、ライブ行きたい！！



  

ここ5日間ほど、「くるり日記」になっていました

5月下旬、立て続けに、くるりの詩集とアルバムが出て、
「すごいぞ、くるり！」って気持ちがどうにも止まらず、
怒涛のくるりWeekになってしまいました



5月26日に発売された「僕の住んでいた街」
これまでリリースされた22枚のシングルのカップリング曲を中心に、
全34曲が収録されています

　　

「センチメンタルに風景が滲むバラッドから、ヒリヒリのロックチューンまで、
そのクオリティは圧巻の一言」

・・・って、チラシのフレーズをそのまま掲載してますが、
本当にくるりの魅力がいっぱい詰まってて、
くるりを初めて聴く方にとっても、いい作品だと思います

京都の「壁」の写真を背景に使ったブックレットもいい感じです


5月21日には、「くるり詩集」も発売されました



岸田さんが紡ぎだす言葉は、
喜び、悲しみ、愛、狂気、毒、孤独、幸せ・・・
いろんな要素を孕んでいて、

決してキレイごとだけではないし、
頑張れ、負けないで、大丈夫って励ましソングでもない
だけれども、
地に足がついていて、
どんな気持ちのときも、寄り添ってくれる感じがします

  

５月２６日　
くるり「僕の住んでいた街」が発売されます
これまでのシングルのカップリング33曲＋新曲1曲を収録　
待ち遠しいわー

　　　　

最近、通勤中に聴いているのが
くるりの2ndアルバム「図鑑」です
リリースから、もう10年も経ってるんですね

いくら好きなアーティストでも、
100回も200回も聴くと、少なからず飽きがくると思うのですが、
くるりは飽きないんですよ
まあ、曲にもよりますが、
くるりの音は普遍性を持っているなぁと思います
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４月２３日　金曜日

矢野顕子さん
「ここが音楽堂」ツアー

文翔館議場ホールに行ってきました


先行予約のかいあって、最前列ー
舞台の高さが30cmくらい
手を伸ばせば届きそうなところで矢野さんがうたってくれました


　　

今年２月リリースの「音楽堂」は
ピアノ弾き語りのカバーアルバムですが、
「自分の書いた曲がこんなに美しい曲だとは知りませんでした」って、
オリジナルアーティストが思わず言っちゃう
（ちなみに上記は細美武士さんのコメント）
矢野さんのすごさ！

矢野さんの歌とピアノは変幻自在

MCの間も、ピアノの音が途切れることはなく、
ふわふわ～と、歌うように、いろんなお話を聞かせてくださいました

それにしても、かわいい方ですー

　　


ちなみに矢野さんのツアー、
その日その日で、セットリストが違うそうです

まだ人前で演奏したことがない曲をやります、と言って
奥田民生の「野ばら」をうたってくれました

　　机に野ばら　飾って暮らす

私の大好きな曲です
民生は淡々と歌うけど、
矢野さんはしっとりと、力強く、美しく
…演奏後「難しい曲ですー」っていってたな


そうそう、
会場を出るときに、お土産までいただきました
矢野さんがCMに出てる「綾鷹」にお手紙つき

　　


会場の独特の雰囲気とあいまって、
まるで魔法にかかったような時間でした

今でも夢を見ているような感じです  

東京でソメイヨシノが開花した
桜のニュースを聞いて、
また、志村正彦さんのことを思った








あんたが舞い散ってどうすんだよ、志村
やるせないのはこっちだ



四季折々に
心に残る作品を残してくれた志村さん

桜の季節が訪れるたびに
陽炎がゆれるたびに
花火をみるたびに
金木犀が香るたびに
夜空をみるたびに

思い出しちゃうじゃないの
  

これは、andymori(アンディモリ)の
「ベンガルトラとウィスキー」という曲です


andymoriの曲には、動物がたくさん出てきます
　猫、ハト、コウモリ、コイ、ねずみ、あひる、くま、いぬ、りす、魚
　ベンガルトラ、インドクジャク、アメリカザリガニ、ブラックバス、カブトムシ
　ハクビシン、犬、豚、猿、天使、人間、悪魔、カボチャのおばけ


そして軽々と国境を越えます
　インド、ポリネシア、タイランド、バグダッド、ケアンズ、ベニス


さらに、こんな言葉も出てきます
　労働法規、賛美歌、宇宙船、アルコール漬けの男、ひまわり畑、肌の色、
　人身事故、モンゴロイド、牛乳、筑豊本線、タンパク質、ＣＮＮ、青い空、
　おおいぬ座ＶＹ、地震速報、軽トラ、スイカ、釣りのおっさん、超新星


詞、曲を書いているのは、Vo ＆ Gtの小山田壮平さん
すごい感性の持ち主
そして、声がいいんですよ　
いい例えがないんですが、なんというか「風」みたいな
そよ風かと思えば　突風になったり　台風になったり
春風、北風、乾風、薫風、清川だし（笑）
とてつもなく魅力的な声です




それで、行ってきました
３月１４日（日）
仙台MACANAでのライブ
10代、20代に混じって、若いふりして行ったわけです

YOUTH RECORDSの庄司信也さん（←山形出身です）のブログによると、
仙台のみならず、盛岡、山形、新潟、
遠いところでは、奈良県、三重県からいらした方もいたそうです
壮平さんの喉の調子がかんばしくなかったそうですが、
そんな不調など感じさせない魂のこもった演奏でした


MACANAは狭い会場なんで、熱気もすさまじく
サウンドと一体になれる感じがたまりません
2時間弱のライブでしたが、
アルバムの1st、２ndほぼ全曲、未発表曲や、「くるり」まで、
ほんと聴かせてくれました

「１６」 「青い空」　よかったな

“ロックの未来を担う”と評される3人
iTunesの2010年ブレイクが期待できる新人アーティストにも選ばれて、
ますます活躍の場が広がっていくんだろうな

メンバーの皆さん、
素晴らしいライブをありがとう！！！

どうか体に気をつけて、
また東北に来てくれるのを楽しみにしています


その時まで体力つけておかないと！
  

2009年12月24日


フジファブリックのVo＆G志村正彦さんが亡くなった

大きな期待を背負ったまま
29歳の若さで
  続きを読む

矢野顕子さんの新譜「音楽堂」を入手

　　

矢野さんを初めて耳にしたのは高校２年のとき
所属していた部活の顧問の先生が矢野さんのファンで、
「ラーメンたべたい」を聴かせてくれた

「チャーシューはいらない」とか「ネギはいれてね」とか、
ふわふわ～とうたっていて、
ヘンな曲～と思ったけど、とても惹きこまれてしまった


今回のアルバムはピアノ弾き語り
矢野さんの奏でる音は、研ぎ澄まされていて
魔法みたいに凄い　　



「ＲＯＣＫＩＮ’ＯＮ ＪＡＰＡＮ」の３月号
他の記事を読みたくて買ったら、矢野さんのインタビューが載っていた
ちょっと得した気分～


  

奥田民生が！　5月5日！！　Ｚｅｐｐ仙台に！！！
しかも、観客の前で宅録を再現するという、二度と見られないようなもの

去年はユニコーンの再始動に狂喜乱舞したけれど、
そろそろ民生のソロが聴きたい
次のツアーいつかな、近くに来ないかなぁ、と思っていたところ
これは行くしかない！

しかし
4月23日、矢野顕子の「ここが音楽堂！」ツアー、チケット代金支払い済み
山形にあっこちゃんが来るなんて、これは外せない




















そして
3月14日のandymori　
仙台でライブ、これも聴きたい

なんでこんなに立て続けなんだろう
せめて3ヶ月おきとかねぇ、そのくらいだといいのに
うまい具合にはいかないもんだな

去年もユニコーン２daysのあとに、
山崎まさよし、フジファブリックのライブが立て続けにあり、
遊びすぎはイカンと、
まさよしとフジを泣く泣く諦めたのだった

民生かandymoriどちらかにするかな
苦しい選択だな
  

andymori　













の2ndアルバム
「ファンファーレと熱狂」


昼休み、大急ぎで弁当をかき込んで、予約していた店にダッシュした








来月、仙台でライブ

行きたい

家族に相談だ