2011年07月26日

圏内の歌/詩の礫

七尾旅人「圏内の歌」が頭から離れない

圏内の歌/詩の礫



「子供たちだけでも どこか遠くへ」

 …このフレーズがぐるぐる巡ってる




小さいころ、両親と弟と一緒に「五色沼」に行ったのが
たぶん一番最初の福島の記憶


映画やら、買い物やら、美術館やら…
仕事場がある米沢から近いこともあって、
福島にはよく通ってた


花盛りの花見山は、
この世のものとは思えないほど幻想的だった


学生のとき盛り上がった、喜多方ラーメンツアー


猪苗代湖では、大親友しづちゃんと白鳥ボートにのった
(で、向かい風で岸に戻れなくなって大変だったっけ)


桧原湖には、早朝から師匠と一緒に写真を撮りに行って
道の駅でお蕎麦をご馳走になった


おととしは、歴史好きの長男ハルにお城を見せたくて
会津若松に行った


噴火に興味を持った長女ナツを喜ばせたくて
「噴火記念館」にも行ったっけ




たくさんの、福島の思い出




Twitterで追っかけてた和合亮一さんの詩集が出た

 街を返せ、海を返せ、風を返せ。
 恋を返せ、誇りを返せ、福島を返せ。

圏内の歌/詩の礫


コトバ一つ一つをしっかり受け止めねば、と思う

圏内の歌/詩の礫











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Posted by あさこ at 23:15│Comments(3)本、TV
この記事へのコメント
一緒です。
小学校での会津への修学旅行から、大人になってからお買い物、観光・・・
喜多方ラーメンも、猪苗代湖のスワン・・・
福島はお隣の県だけど、置賜からは山形市内に行くより福島の方が近くて、色んなところへ出かけて、たくさんの思い出があります。
詩集の表紙の言葉だけでも、ずっしりきました。うまく言葉が出ません・・・
Posted by なな at 2011年07月27日 00:36
初めまして。

子供たちだけでも…親ならきっと誰でもそうなのですよね。

福島、自分も思い出たくさんあります。

ふるさとを『返せ』と、誰にでもなく叫ばなければいけない気持ちってどんなに辛いことでしょう…。

詩集、噛みしめながら読んでます。
Posted by きつねネコ at 2011年07月30日 03:27
ななさん
仕事でお付き合いのある方が、最近福島から引っ越してこられたのですが、故郷を離れざるを得ない悔しさや、先の見えない不安は、とても言い尽くせないと思います
こちらも「大変でしたね」くらいしか声をかけられず…情けないけど言葉が出なかったです



きつねネコさん
コメントありがとうございます(^^)

七尾旅人さんは魅力的な声の持ち主で、研ぎ澄まされたギターの音色とともに、とても心に響きます
ぜひ機会があれば聴いてみてください♪

和合さんの詩には終始圧倒されっ放しでした
音楽や詩の放つエネルギーって、とてつもないなぁと改めて感じます
Posted by あさこ at 2011年07月31日 00:48
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